2018年12月10日
特集【エナジー素材】 エナジードリンク、市場規模400億円に迫る

 コンビニやドラッグストアを中心に、スーパーやディスカウントストアなどでも専用の棚が設けられるほど、飲料コーナーでひときわ存在感を示しているのが「エナジードリンク」だ。体感性の高さはもとより、スタイリッシュな容器などビジュアルも支持され、若年層を中心にマーケットが拡大している。

 エナジードリンク市場は「レッドブル」が2006年に日本に上陸して以降、続々と海外ブランドが日本に進出し、急速にマーケットを形成。また、国産ブランドの台頭も著しく、シェア争いも激化している。その過熱ぶりは、様々な企業の市場参入にみてとれる。ドラッグストア大手のマツモトキヨシ、健康関連商品メーカーのファイテン、ディスカウントストアのドンキホーテなど、相次いでPB商品を投入している。飲料メーカーによる今年の新製品は、サントリー食品インターナショナルの『南アルプスPEAKERビターエナジー』や、コカ・コーラシステムの『リアルゴールドロケットスタート』などがある。

 ヘルスケアに特化したマーケティングリサーチを行う㈱アンテリオ・コンシューマーヘルスケア事業部の石田卓也氏によれば、「ドリンク剤市場は2008年の1,147億円から昨年905億円と減少する一方で、エナジードリンクは2008年30億円から昨年394億円と急伸している」という。さらに、栄養ドリンクとエナジードリンクは一見関連性があるようにみえるが「併用購入率は16%程度で、併買やスイッチの傾向は少ない」とし、購入者層は、20歳以下はエナジードリンク、30歳以上はドリンク剤の傾向と分析している。エナジードリンクは一時的なエネルギー補給やリフレッシュ時に飲まれる傾向にあり、抗疲労のニーズが強い栄養ドリンクとは異なるマーケットが形成されている。

 海外製エナジードリンクでは合成タウリンが主成分に使用されるが、国内では薬機法の関係から使用できない。そのため各種アミノ酸が定番で、なかでもアルギニンが人気素材だ。このほか、BCAA、D-リボース、ビタミンB群、ミネラル等が定番素材として挙げられる。さらに上記成分にガラナ、マカ、高麗人参などの原料のうち、何を加えるかで差別化を図るのも、現在のエナジードリンク製品の特長といえる。こうしたトレンドを見極め、サプライヤー各社はエナジー製品に向けた提案を活発化させている。つづく




詳しくは健康産業新聞第1657号(2018.12.5)で
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