2018年11月29日
特集【馬の油】 伝統の馬油化粧品、若い女性も注目

 「馬の油」は九州地域を代表する伝統素材として知られる。2014年後半から2015年にかけて、日本に訪れる中国人旅行客を中心としたインバウンド特需が起き、馬油の品薄状態が続いたのは記憶に新しい。特に中国で馬油の知名度は高く、純度、色、匂いなどにおいて日本産馬油の品質・技術力を高く評価している。現在は、以前ほどのインバウンド特需はなくなったが、関連事業者からは「免税店での売れ行きは良い」「ベトナム、タイなど東南アジアからの問合せも増えている」という。

 一方でここ数年は、国内市場で馬油が再脚光を浴びている。インバウンド特需を受けてか、馬油の持つ美容・健康機能が雑誌TVなどメディアで取り上げられる機会が格段に増えた。認知の向上に伴い、体感性が期待できる馬油100%のクリーム、ローションオイルのほか、馬油を配合した美容液、化粧水、石鹸なども増え、関連製品が市場に多数登場している。本紙が化粧品受託製造事業者に実施している定期調査の「人気受注素材」でも、馬油は今年、ランク外からトップテン入りを果たしている。

 馬油の関連製品の広がりとともに、新たな顧客獲得にもつながっている。「美容に役立つ製品が増え、馬油に対する抵抗感がなくなっている」「保湿作用以外の機能が広まり、高齢者以外の女性が知るようになった」「馬油が新しい化粧品の美容素材として受け入れられてきた」「明らかに20、30代女性の購入が増えている」「乳幼児タイプも売れている」など各社からは明るいコメントが多数聞かれた。(つづく)



詳しくは健康産業新聞第1656号(2018.11.21)で
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