2018年11月26日
特集【水素】 市場規模、2年連続縮小の183億円

 健康産業新聞の調査で、2018年の水素商材の市場規模は、前年比2割ダウンの183億円で2年連続の縮小と、市場は厳しい現状にあることがわかった。

 今回の調査からは、水素商材の市場で大きく2つの傾向が読み取れた。1つ目は、メーカー間での明暗がはっきりと出始めている点。2ケタ増収を達成する企業が見られる一方、2ケタ減収となった企業も少なくなかった。2つ目は、市場の寡占化が進んでいる点。水素水生成器や自販機型水素水サーバーをはじめ、概ね全てのカテゴリーにおいて上位数社による市場の独占傾向が見られ、専業の先行メーカーに分があることもわかった。

 一方、市場に登場して日が浅い水素ガス吸入器などは、今のところシェアが突出したメーカーもなく、新規参入が活発だ。来年1月23日開幕の「健康博覧会2019」「FOODDESIGN EXPO 2019」でも、約40社の水素商材出展社の内、水素ガス吸入器の出展社が3分の1を占める。最近はTV番組で取り上げられる機会も増えており、大都市圏では水素ガス吸入サービスを提供する専門サロンも相次いで登場。今回の調査では、水素ガス吸入器の市場規模は20億円前後と推計される。

 厳しい環境下にある水素商材市場だが、今回、「販売状況に回復傾向がみられるか」を聞いた調査では、半数の企業が「回復傾向にある」と回答、市場は底を打った感がある。実際、今回の調査では、医療機関やスポーツジム、美容室など、堅調に推移している販売ルートも少なくないことがわかった。

 さらに、海外市場での水素商材がニーズは急伸していることもわかった。今回、海外展開の状況を聞いた調査では、海外取引実績を持っている企業は約8割だった。主な輸出国は中国が断トツのトップ。他にはアジア諸国を中心に、アメリカやロシア、欧州、中東など、世界各国に輸出先が広がっていることがうかがえた。

 水素の有用性データの発表も、水素水をはじめとする水素商材の開発も日本発祥。長寿大国・日本発の“次世代の健康商材”として、世界市場への展開が今後、大きなビジネスチャンスとなりそうだ。(つづく)



詳しくは健康産業新聞第1656号(2018.11.21)で
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