2018年11月12日
【モリンガ】 新スーパーフード、大手参入で市場形成本格化

 世界最古の伝統医学「アーユルヴェーダ」において、数百の病を防ぐ有用な植物として紹介されているモリンガ。温暖な環境下でよく育ち、主にフィリピン、インド、アフリカ、南米、東南アジアなどで自生している植物だ。日本では約10年前より沖縄県(沖縄本島、宮古島、石垣島)や鹿児島県、熊本県で栽培が本格化している。

 モリンガの魅力は「地球上に存在する可食植物の中で最も高い栄養価がある」といわれるほど豊富な栄養成分にある。葉には各種ミネラルやアミノ酸、GABA、ビタミン、ポリフェノールなど90種類以上の栄養素が豊富に含まれており、「緑のミルク」「緑のプロテイン」とも称されている。

 近年ではWHO(世界保健機関)がその利用価値の高さに着目。アフリカの貧困地域で行われた栄養失調改善プロジェクトでは、栄養補給や飲み水の救済手段としてモリンガが利用され、苦しんでいる子供たちの症状や環境を大きく改善したことでも話題を集めた。

 国内の健康食品市場では、モリンガを配合した最終製品は、サプリメントとお茶が定番アイテム。近年では青汁やスムージーにモリンガを配合するケースも。整腸作用や腸内環境改善を訴求する製品が販売されている。ロート製薬や日清食品など大手企業の参入も追い風となり、消費者の認知度向上に弾みがつく。さらにスイーツや麺類、酎ハイなどの一般食品への用途拡大も加速しており、今後マーケットの拡大が期待される。





詳しくは健康産業新聞第1655号(2018.11.7)で
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