2018年9月18日
慢性炎症対策“くすぶる”炎症、あらゆる疾患の要因に

■生活習慣病あらゆる疾病の元凶となる“慢性炎症”

メタボリックシンドロームや動脈硬化など生活習慣病をはじめ、がん、アルツハイマー、動脈硬化、自己免疫疾患に至るまで、あらゆる疾病を引き起こす要因として慢性炎症が深く関わっていることが近年の研究でわかってきた。慢性炎症は、内臓などの臓器で炎症が起き、緩やかに且つ長期間にわたってくすぶり続けることを指し、このくすぶりが白血球や各臓器の細胞に悪影響を及ぼし、機能障害を招くと考えられている。

たとえば肥満により脂肪組織に慢性炎症が起こると、TNF-αをはじめとした炎症性サイトカインが産生され、脂肪細胞から血液中に分泌されるアディポネクチンの量が減少。炎症性サイトカインがさらに産生されるようになり、細胞の肥満化により発生した慢性炎症が、各臓器へ相互に反応、連関して高血圧、糖尿病、がんなどを発症、進行させるという。重大疾患ともいえる「がん」などは、慢性炎症の抑制が非常に重要と指摘されており、日々の炎症抑制の対策が必要とされている。


■抗炎症食品摂取で慢性炎症対策メタボからスポーツ対応まで

こうした慢性炎症の対策の重要性を受け、食品メーカー各社では抗炎症素材の提案を積極化している。

日本水産では、魚油から抽出したEPAの提案を進める。筋肉細胞の損傷関連物質についても発生量が抑えられることから、スポーツシーンへの展開も視野に入れている。

抗炎症素材を数多くラインアップするオリザ油化は、赤ショウガエキスや桜の花エキス、ジュンサイエキスなどを提案。

慢性炎症にいち早く着目し素材開発を行ってきたのがアークレイからだサポート研究所。抗炎症作用を有する日本古来の柑橘素材を複数ラインアップする。

国産温州みかんからβクリプトキサンチンを濃縮したペースト状原料「クリプトベータ」、シイクワシャー果皮含水エタノール抽出物「ビレチン」の提案を強化している。

アミノアップ化学では、菌糸体培養抽出物「AHCC」や、ライチ果実由来の低分子ポリフェノール「オリゴノール」の抗炎症作用をアピール。

また、乳酸菌の抗炎症作用にいち早く注目したブロマ研究所でも抗炎症に関するデータを積極的にアピールするなど、他社と差別化した提案を進めている。


詳しくは健康産業新聞第1651号(2018.9.5)で
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