2018年9月14日
【β-グルカン】 腸内環境改善、免疫賦活で認知拡大へ

■機能性表示食品12品に プレバイオティクス素材として注目


大麦β-グルカンを関与性分とした機能性表示食品は、2014年に大塚製薬の『大麦生活大麦ごはん』(届出番号A49)が受理されて以降、はくばくの『大麦効果』(同A100)、昭和産業の『大麦粉のホットケーキミックス』(同B201)など現在12品が受理されている。ここ1年、受理スピードが鈍く、新たな受理品は誕生していないものの、“コレステロールの低下”や“糖質吸収抑制”、“おなかの調子を整える”といった表示が可能で、通販ルートはもちろん、スーパーマーケットや生協などのルートで売上は堅調のようだ。

特に、近年関心が高い腸内フローラへのアプローチという切り口からも大麦β-グルカンへの関心は高く、腸内の善玉菌の働きを助けるプレバイオティクス素材として注目を集めている。岡山大学大学院環境生命科学研究科教授の森田英利氏によると、「β-グルカンや、フルクタン、レジスタントスターチなどの食物繊維が腸内フローラの改善に有効」とし、今後食品への利用範囲はますます広がっていくと期待されている。


一方の酵母由来β-グルカンは、「β-1,3/1,6グルカン」と呼ばれ、大麦β-グルカンと異なり、主に免疫機能への作用が期待されている。欧米では酵母由来のβ-グルカンはポピュラーな存在で、1940年代にパン酵母の細胞壁からβ-グルカンが発見されて以降、世界的にあらゆる研究が行われてきた。特に1960年代初頭から免疫システムに関する多くの有効性データが発表され、生体防御機能や腸管免疫機能に関連する研究成果が積み上げられてきた。


同原料を用いた機能性研究では、アレルギー性鼻炎の抑制作用、アトピー性皮膚炎の抑制作用、花粉症の抑制作用といった抗アレルギー作用に加え、整腸作用、コレステロール低下作用、白血球貪食能の活性化など、幅広いテーマのエビデンスを構築している。


詳しくは健康産業新聞第1651号(2018.9.5)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら

出展資料請求はこちら
ご存知でしたか?助成金を活用した展示会出展について
出展社専用ページへ
同時開催展
原料調達・OEM検討も同会場で行うことができます。
Food Design Expo
ページトップへ戻る