2018年8月17日
医薬部外品の登場で注目高まる〝シワ改善〞

昨年1月、ポーラから「シワを改善する」旨の表示が初めて認められた薬用化粧品が上市され、同6月には資生堂、今年秋にはコーセーが上市予定など、「抗シワ」の注目が集まっている。


◆着実に進む「抗シワ」市場形成

2011年8月に追加された「抗シワ」効能表示は、日本香粧品学会ガイドラインに準拠した評価試験をクリアすることで、化粧品は「乾燥によるシワを目立たなくする」旨の表現が可能に。当初10年ぶりの新効能の認可として話題となり、カネボウ化粧品のオールインワンジェルやクラシエの『肌美精』シリーズ、ヤクルト本社のクリーム状美容液などの抗シワ化粧品の上市が相次いだ。

その後、資生堂、コーセー、花王といった大手化粧品メーカーや、山田養蜂場、オルビス、DHC、シルヴァン、ヴァーナルなどの通販会社が相次いで抗シワ化粧品を投入した。


◆初の医薬部外品上市相次ぎ再注目

こうした中、一昨年、厚労省より、安全性と効能の認められた商品を「シワを改善する」医薬部外品として承認することとなったことで抗シワ市場が再注目される。昨年1月にポーラが上市した薬用化粧品『リンクルショットメディカルセラム』が、初めて「シワを改善する」旨の表示が認められたとして話題に。同品は発売1年で120万個超の売上を記録。続く昨年6 月には資生堂が医薬部外品有効成分「純粋レチノール」によるシワを改善する効能効果の承認を取得し、『エリクシールシュペリエルエンリッチドリンクルクリームS』を発売。シミや美白を訴求する商品とともに売り上げが急伸している。この9月にはコーセーが“シワ改善”表記の美肌クリームを上市する予定だ。


◆業界内に蓄積する処方ノウハウ

シワの原因は、乾燥による角質層の水分不足や、紫外線による繊維のダメージなどを含め、多岐にわたる。このため、素材によってシワに働きかける部位はさまざまだ。抗シワ化粧品に適した原料・素材の傾向や、処方のノウハウなども業界内に蓄積できつつあり、抗シワ素材や処方の提案は今後も着実に増えていくと見られる。


詳しくは健康産業新聞第1649号(2018.8.1)で
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