2018年8月10日
アミノ酸市場、スポーツ対応で需要急増

レジャー白書が発表した2017年の「ジョギング・マラソン」の参加人口は2,000万人。フィットネスクラブ市場は4,610億円と過去最高を記録するなど、国民の運動・スポーツへの関心が高まりをみせている。スポーツ人口の増加とともに、運動中の栄養補給や運動後の疲労回復など、BCAA、HMB、オルニチン、シトルリンなど各種アミノ酸のニーズも高まっている。また、ロコモ・サルコぺニア対策や高齢者の低栄養対策など、シニア向け商材でも各種アミノ酸・ペプチドが注目されており、飲料やゼリー、サプリメントなどで採用が進む。スポーツ人口の増加、超高齢化社会を背景にアミノ酸の活用シーンはさらなる広がりをみせている。


■ロコモ・サルコぺニア対策から褥瘡改善など、高齢者向けの提案が加速

アミノ酸市場はスポーツシーン向けがシェアの大半を占めるが、近年では、より訴求ポイントを絞った商品開発が進んでいる。味の素ヘルシーサプライでは、ロコモ・サルコぺニア対策のためのアミノニュートリションフード提案を推進。現在、乳飲料やスムージーなどの飲料、フリーズドライ製法の雑炊・スープなどの食品、マシュマロなどのスイーツといった加工食品に導入。シニア向け商品への引き合いが大きくなっている。


■疲労回復、血糖値抑制、睡眠の質改善など、裾野広がるアミノ酸市場

アミノ酸は多様な機能性から、幅広い分野にも訴求できる素材だ。疲労回復、血糖値抑制、睡眠の質改善など、各社では様々な訴求でアミノ酸を展開している。

タイショーテクノスでは、疲労回復サポートや抗ストレス作用で知られる『L-アスパラギンサンナトリウム』の引き合いが好調。幅広い用途が高く評価され、海外ユーザーからの問い合わせも増えている。

SBIアラプロモは、5-アミノレブリン酸(ALA)を利用した健康食品、化粧品の製造・販売を行う。ALAは血糖値抑制、睡眠の質改善など、豊富なエビデンスをもつことで知られ、RIZAPの会員向けサプリメントなどにも普及が進む。

プロテインケミカルでは抗肥満効果が期待できるL -シトルリンを提案。

大象ジャパンでは、GABAの睡眠・疲労改善でSRも完了。

サンクトでは、医薬品グレードの食品添加物、健康食品原料の供給を行う。

健康食品から一般食品への採用など裾野が広がる中、新たな市場創出に向けた取り組みが活発化している。今後も高まるスポーツ志向やシニア層の増加、ロコモ・サルコぺ二ア対策への意識が高まることで、引き続き需要は拡大し、市場は拡大基調で推移していくものとみられる。


詳しくは健康産業新聞第1649号(2018.8.1)で
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