2018年6月8日
【コラーゲン】世界的需要増で一次原料確保に苦慮

コラーゲン人気が再燃している。日本ゼラチン・コラーゲン工業組合の統計によると、国内メーカーのコラーゲンペプチドの総販売量は過去最多に。国内ではアサヒやファンケルなどの大手メーカーの美肌サプリメントが売れ筋となっているほか、高タンパクゼリーの介護食用途の採用も増えてきた。輸出も過去にない伸びを示しており、北米など新たな市場を開拓している。その一方で中国メーカーの市場参入などを理由に一次原料の価格は高騰している。

日本ゼラチン・コラーゲン工業組合の発表によると2017年のコラーゲンペプチドの販売量は、前年比2 割増の5,800tで、うち国内流通分の食用も15%増の4,772 tと大きく成長した。国内需要が回復したのに加え、輸出は前年比55%増の901t。東南アジア、東アジアのみならず、北米での需要が急伸している。


世界的に需要が拡大しているコラーゲンペプチドだが、昨年の暮れから一次原料の淡水魚などの皮やウロコの価格が上昇。現在は昨年比1.5倍まで高騰している。テラピアやナマズの皮の食用利用が進んでいるのに加え、中国企業がコラーゲンペプチドの製造に乗り出しており原料の買占めが本格化。日本国内メーカーは原料調達に苦しんでおり「在庫するほどの原料を確保できず、作れば流れていく状況。納品を待ってもらっている顧客も少なくない」(素材メーカー)というほどのひっ迫した状況だ。

調達価格は自助努力では吸収できない水準に暴騰しており、値上げや分散したグレードの集約化も現実味を帯びてきた。


詳しくは健康産業新聞第1644号(2018.6.6)で
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